フィリピン大学は、フィリピン唯一の国立大学で、国内各地に7のキャンパスとオープンユニヴァーシティ(通信大学のようなもの)があり、それぞれフィリピン大学○○校、と呼ばれています。
フィリピン大学セブ校キャンパスは、所在地セブ島がフィリピン第2の都市というだけあり、周りの島のキャンパスと比べても規模が大きく、ビサヤ地区の島々から優秀な学生が集まる活気のあるキャンパスです。
フィリピン大学セブ校の詳細はこちらをご参照ください。
フィリピン大学セブ校の提携校は、東洋大学、関西大学、大手前大学、公立はこだて未来大学の4校で、年々、交換留学生の数が増えています。
交換留学の期間は半年から1年と中長期滞在する留学生が多いです。
フィリピン大学セブ校の詳細はこちらをご参照ください。
はい。
フィリピン首都マニラのフィリピン大学の本部があるデリマン校と提携の大学でもセブ校への交換留学が可能です。
過去の例でいうと、九州大学と中央大学からの交換留学生がセブ校に在籍していました。
フィリピン大学デリマン校だと、東京外国語大学や、大阪大学等のフィリピン語専攻の学生の留学先として選ばれることが多いようです。
英語を母語としない留学生の英語力は、目安としてTOEFL iBTテストのスコア61点以上が望ましいとされてます。
TOEICであれば600点程度、英検であれば準1級レベルの英語力が求められます。
大学の講義では、ディスカッション形式や、グループで行うプロジェクトの発表や、プレゼンテーション等、発言の機会が多いので、スピーキング力が試されます。
日本の大学と、フィリピン大学では学期開始にずれがあるため、日本の大学の学期終了後、早目にフィリピンへ渡航して先に語学学校で英会話を鍛えてから、フィリピン大学でのキャンパスライフのスタートがスムーズに切れると思います。
セブ島では、1ヶ月15万円ほどで語学留学ができます。
1週間単位で語学留学ができるので、交換留学を決める前に下見として語学留学をするのもいいと思います。
語学留学や、語学学校については、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。
フィリピン大学セブ校にはコミュニケーションアート&デザイン学部、理学部、社会学部、経済経営学部の4つの学部があります。
コミュニケーションアート&デザイン学部:College of Communication Arts and Design
コミュニケーション学科:Bachelor of Arts in Communication
芸術学科:Bachelor of Fine Arts (Product Design)
デザイン学科:Bachelor of Fine Arts (Studio Arts)
理学部:College of Science
生物学科:Bachelor of Science in Biology
コンピュータサイエンス学科:Bachelor of Science in Computer Science
数理科学科: Bachelor of Science in Mathematics
社会学部:College of Social Sciences
政治学:Bachelor of Arts in Political Science
心理学:Bachelor of Arts in Psychology
経済経営学部:School of Management
マネージメント学科:Bachelor of Science in Management
交換留学でフィリピン大学セブ校に在籍する際は、日本での専攻に近い学科に所属することになります。
1,2年次は一般教養科目も多く、単位認定もされやすいですが、履修科目については留学前に大学側と相談して決めることをお勧めします。
ホワイトボードへの板書や、テキストやプリント類の印刷物、公式な研究発表会では、英語が主流です。
講義自体は、公用語の英語とフィリピノ語(タガログ語)に加え、セブ島地元出身の教授や講師の場合セブ島の現地語、セブアノ語も混ざることがあります。
外国人生徒に配慮して、ほぼ英語で講義してくれる教授や講師も多いので、英語力があればそこまで困る事はありません。
ただ、英語が出来る事が前提で授業が展開していくので、英語環境に慣れるまでは、ホワイトボードの書き取りが間に合わない場合の対策としてシャッター音のならないカメラ機能のあるスマホを携帯したり、辞書アプリをダウンロードしたりと、授業スピードについていく工夫をしましょう。
ビサヤ語圏のセブ島では日常会話は地元のセブアノ語が話されています。
フィリピン大学セブ校に通う学生のほとんどがセブ島か近隣のビサヤ語圏の島出身です。
フィリピノ語(タガログ語)はフィリピンの公用語なので、ほとんどの学生は不自由なくフィリピノ語(タガログ語)を話せますが、英語の方が得意という学生が多いです。
フィリピノ語(タガログ語)習得目的の留学では、セブ校よりもデリマン校へ留学する方が有利ですが、セブ島でも習い事として、ランゲージスクールでフィリピノ語のレッスンを受けることはできます。
交換留学中という限られた期間でも参加しやすいサークルとして、UP Nichibunken(UP日文研)があります。
Nichibunkenは日本文化研究会の略字で、日本語学習を始め、セブ島で日本のポップカルチャーの発信やイベント開催等を行っており、文化交流の機会にもなります。
フィリピン大学セブ校では、第二外国語で日本語を選択する学生もおり、日本文化への関心が高く、サークルへの参加も歓迎してもらえます。
UP Nichibunken(UP日文研)のFBページから直接連絡を取ることが出来ます。
外国人生徒向けの寮はありません。
大学の近くのアパートを借りて生活します。
契約時には、賃料の1~2ヶ月(オーナーとの契約による)の保証金(Security Deposit)と、賃料の1~2ヶ月(オーナーとの契約による)の前家賃(Advance Rental)を支払う必要があります。
エントランスに24時間の警備員が駐在していて、アパート内に管理オフィスもあるセキュリティーも保たれている、交換留学生が利用することの多いアパートは、1LKの間取りで8,000ペソ(約20,000円)~10,000ペソ(約25,000円)の価格帯で借りられます。
よりセキュリティーを高めるために、長期滞在用ホテルを利用する方法もあります。
2人でシェアする場合、1人でアパートを借りるのとそこまで変わらない金額で借りることができます。
セブ島に渡航後、家が決まるまでは大学近くのホテルに滞在する留学生が多いです。
交換留学の場合、フィリピン大学に学費を払う必要はありません。
生活費は、生活レベルにもよりますが、フィリピンは日本と比べても物価が安いので、出費を抑えることが出来ます。
留学開始時には、SSP(就学許可書)費用や、賃貸契約時にまとまったお金が必要ですが、1か月あたりの生活費は大体4,5万円以内に収まります。
【1ヶ月の出費の目安】
・家賃:2万円
・電気、水道代:3千円
・インターネット:2千円
・食費:5千円
・大学で使う教材:千円
・携帯電話使用料:500円
・観光ビザ延長料金:4千円
・その他
大学に正式に入学する場合は学生ビザの申請が必要になります。
交換留学の場合は、語学学校への留学と同じく、観光ビザ+SSP(就学許可書)の申請を行います。
日本国籍のパスポート所持者に対しては、フィリピン入国時に、自動的に30日の観光ビザが付与されるので、事前の申請は特に不要です。
SSP(就学許可書)の申請手続きはフィリピン大学の担当職員が代行して行ってくれます。 ※費用は交換留学生負担
SSP(就学許可書)の有効期限は半年なので、留学期間が半年を超える場合は、有効期限内にリニューアル手続きを行う必要があります。
観光ビザについては、現地の移民局で観光ビザの延長手続きを行います。
最初の延長は1ヶ月、2回目は2ヶ月、3回目は半年延長することができますが、手続きは交換留学生が各自で行います。
はい。
セブ島は英語留学先としても人気の高いエリアで、数多くの語学学校があります。
語学学校は、全寮制のところがほとんどですが、通学も可能な語学学校があるので、現地で申込むこともできます。
フィリピン大学への交換留学前に、1,2ヶ月集中して英語学習に取り組む場合は、全寮制の語学学校で朝から夕方まで英語レッスンを受ける方法もあります。
全寮制の語学学校ではセキュリティーの心配もないことや、3食提供されているところがほとんどなので、セブ島での生活のセットアップがしやすいというメリットがあります。
家探しの間のホテル暮らしと比較してみても、コストパフォーマンスが良く、英語環境にいち早く慣れることができます。
日本の大学の春・夏・冬休みの時期は、大学生の留学生も多く、他校の大学生との交流も楽しめます。
ただ、長期休みは語学学校は繁忙期となりますので、予約が数か月前から埋まりますので、お早目にご検討ください。
セブ島でのお勧めの語学学校については、是非お問い合わせください。
【軽い症状の時】
フィリピン大学セブ校には、看護師が駐在しているクリニックがあるので、軽いけがや、体調不良の際には、クリニックで診てもらえます。
発熱時には、大学のクリニックで公認欠席書を発行してもらい、担当教官へ提出するようにしましょう。
【重い症状の時】
フィリピン大学セブ校からタクシーで10分程の距離に、総合病院「セブドクターズ」と「チャンワ」があります。
そこでは日本語対応がしてもらえる「ジャパニーズヘルプデスク」という診療サポート機関があります。
「ジャパニーズヘルプデスク」でキャッシュレスでスムーズに保険手続きが行える海外旅行傷害保険は以下の通りです。
三井住友海上、ジェイアイ傷害火災、損保ジャパン、日本興亜損保、AIU、 エーズ損保、セコム損保、あいおいニッセイ同和、日新火災海上、 ソニー損保、朝日火災、富士火災、東京海上日動火災
日本は、医療費は3割負担ですが、フィリピンを含め、海外では全額負担となりますので、医療費は高額になります。
交換留学時には、キャッスレス治療を利用できる海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。
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